【水沢うどん特集】「水沢うどん」を食べつくせ!王道コースで行く水沢うどん巡り Vol.1

松島屋うどん(伊香ほっと)

・水沢うどんとは

伊香保グルメとして知られる「水沢うどん」。粉・水・塩の3つの材料で作るシンプルで細い麺が特徴で、ツヤツヤとした輝きとツルッとした食感は女性にも大人気。その美味しさ・こだわりから、秋田県の稲庭うどん、香川県の讃岐うどんと合わせて、日本三大うどんと称されています。そんな水沢うどんのルーツは古く、水沢観音として知られる「水澤寺」に参拝する人々が、旅の途中におなかを満たせるようにという目的から提供が始められたと言われています。

そして、現在でも水澤寺の参拝道には、約4kmに渡ってうどん店がずらり。この通り、別名「水沢うどん街道」とも呼ばれており、週末には多くの観光客で賑わいます。実は、同じ水沢うどんといっても、お店ごとに麺の太さや食感、出汁も異なり、個々に特徴や個性は様々。そこで今回、水沢うどんの魅力を探るべく「水沢うどん街道」を巡礼。まずは、王道コースとしておすすめの4店舗をご紹介しよう。

・ 松島屋

松島屋うどん(伊香ほっと)

風格漂う外観の「松島屋」。江戸時代創業の老舗で、木の温もりを感じさせる店内。うどんは、その日その日の気温や湿度を見極めて決めており、絶妙の塩加減・水加減で作られているそう。麺は比較的細めに切りそろえられており、主張を持ちながらも強すぎないコシが特徴的。かつお風味の効いたつゆにさっと浸してからいただくと、うどんそのものの香りや軽やかなのどごしが楽しめる。

松島屋天ぷら(伊香ほっと)

また、舞茸の天ぷらは揚げたてで提供されるので、サクサクの衣と舞茸特有の香りが堪能できる。つゆをたっぷり吸わせていただけば、最良のうどんのおともに。また、松島屋では、オリジナルの「半生麺」や「乾麺」も販売。お土産にすれば、子供から大人まで喜ばれること間違いなしだ。

【伊香保っと編集部のおすすめ度】

【メニュー】
ざるうどん 755円
舞茸のてんぷら 700円

住所
〒377-0103
群馬県渋川市伊香保町水沢195-2

電話番号
0279-72-3618

営業時間
9:00~17:00 (ラストオーダー16:30)
冬季 9:30~16:30 ラストオーダー16:00

定休日
毎週木曜日(変更の場合有り)

公式サイト
http://matusimaya.jp

・ 清水屋

清水屋うどん(伊香ほっと)

天生年間創業と言われる、水沢うどん最古の店「清水屋」。水沢うどんの始祖であり、なんと天皇御用達。「うどん」の表記は、水澤寺の高僧より技法を教わったことを思い、中国伝来の「饂飩うむどん」と致している。うむどんは機械を一切使用せず全て手作業で作れており、現在でも手打ちを伝承している。手打ちならではのピカピカしたツヤのあるうむどんは、食欲をそそる素晴らしい見た目。つゆは、「清水屋」の特徴とも言える特製のゴマだれのみ。希少な手打ちうむどんは、讃岐うどんに見られる「コシの強い」麺とは一線を画す、程よいコシとツルッした食感が楽しめます。あえて一晩寝かせることで粉っぽさが抜け、舌触りの良いうむどんになっている。また、セットにすると3種の小鉢(こんにゃく、きんぴら、白舞茸と昆布梅酢和え)がついてくる嬉しいサービスも。

清水屋天ぷら(伊香ほっと)

また、舞茸の天ぷらも他の店舗と異なり、片栗粉で揚げられた白揚げで提供。白舞茸と黒舞茸の白揚げは、口当たりも軽く、サクサクとした歯ごたえとともに口の中に舞茸の芳醇な香りが広がる。その他、旬の野菜の天ぷらやプレミアムだし巻きなど、群馬の食材を使ったメニューも豊富。また、18代目が新たに麺を試作しており、新作の麺にも注目だ。美味しいうむどんと共に17代目、18代目の人柄が訪れる人の心をほぐしてくれそうだ。

【伊香保っと編集部のおすすめ度】

【メニュー】
うむどん ざる 中 1155円
セットメニュー 小鉢3品セット 1655円
白舞茸と黒舞茸の白揚げ 800円

住所
〒377-0103
群馬県渋川市伊香保町水沢204

電話番号
0279-72-3020

営業時間
営業時間:11:00~15:00(ラストオーダー14:30)
売り切れ次第終了

定休日
毎週木曜日(変更の場合有り)
年末年始の営業のご案内
例年通り年末は31日迄、年始は1日より営業

公式サイト
https://mizusawa-shimizuya.com

・ 大澤屋

大澤屋うどん(伊香ほっと)

渋川市に2店舗を構える「大澤屋」。広々としたロビーには、『芸術は爆発だ』という名言を遺したことで知られる、故・岡本太郎氏のアート作品が飾られれいる。麺は、4~5mmほどに切りそろえられており、のど越しの良さを出すための27ある工程を2日間かけて作っているそうだ。つゆは、職人が毎朝丁寧に手作り。大澤屋秘伝の「かえし」と毎日作る白だしは、香りがよくまろやかな口当たり。また、甘みのあるごまだれも用意されており、味をかえてながら味わうこともできる。麺をつゆにさっと浸して食べると、やや強いコシと粉の風味を感じられます。ツルツルの麺の程よい塩気も大澤屋の個性。

大澤屋天ぷら(伊香ほっと)

また、舞茸の天ぷらはボリューム満点の盛り付け。群馬県産の肉厚でおおぶりな舞茸を存分に楽しめる。また、天ぷらはうどんと合わせてオーダーでき、セットメニューも豊富。広々した店内で団体旅行や家族連れでも安心して利用できそうだ。

【伊香保っと編集部のおすすめ度】

【メニュー】
ざる 756円
舞茸の天ぷら 756円

住所
〒377-0103
群馬県渋川市伊香保町水沢125-1

電話番号
0279-72-3295

営業時間
10時00分~16時00分

定休日
第1・第3木曜日(※ 変動があります。)

公式サイト
http://www.osawaya.co.jp
大澤屋 第二店舗は、店舗改装のため、2019年1/15(火)~3/29(金)までの間、休業

・ 岩戸屋

岩戸屋うどん(伊香ほっと)

業40年を数える隠れた名店「岩戸屋」。岩戸屋の水沢うどんは、熟成させた生地を毎日切り分け、打ち立ての麺を提供してくれる。やや太麺でコシが強いのが特徴。つゆは、水沢うどん特有の溜まり醤油にかつお風味の甘みが効いている。また、ごまだれも用意されており、味噌のような風味が感じられる濃厚な味わいだ。

舞茸の天ぷらは、雪がかかったような細やかで軽い衣が特徴的。抹茶塩をつけて口に入れると、サクッとした食感とともに舞茸の香りが広がる。二代目となる現在の店主が農家出身ということもあって食材への目も厳しく、野菜は無農薬・有機栽培したものにこだわって使用しているそうだ。うどんだけではなく、天ぷらや漬物など野菜料理まで手間暇惜しまず作られている。広々とした店内は、アットホームな雰囲気で旅行者へ安心感も与えてくれそうだ。

岩戸屋天ぷら(伊香ほっと)

【伊香保っと編集部のおすすめ度】

【メニュー】
ざるうどん 760円
舞茸のみ天ぷら盛り合わせ 小 1000円

住所
群馬県渋川市伊香保町水沢112−7

電話番号
0279-72-2880

営業時間
11:00~16:00(ラストオーダー15:30)
季節により変動有り

定休日
木曜日 ※木曜日が祝日の場合は翌日休み

公式サイト
http://mizusawaudon-iwatoya.com

王道コースで行く水沢うどん巡り、いかがでしたか。お店のこだわりや特徴を知れば、数ある水沢うどん店の中から自分の好みを見つけられるはず。かつて、この道を通った旅人と同じように、ここで腹ごしらえをしてから伊香保観光するのもおすすめです。ぜひ、伊香保を訪れた際には日本三大うどん「水沢うどん」を味わってみてください。

 

 

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